お知らせ

研究協力のお願い

Date:2017年9月22日3:00 PM


昭和大学附属東病院では、下記の臨床研究(学術研究)を行います。研究目的や研究方法は以下の通りです。この掲示などによるお知らせの後、臨床情報の研究使用を許可しない旨のご連絡がない場合においては、ご同意をいただいたものとして実施されます。

皆様方におかれましては研究の趣旨をご理解いただき、本研究へのご協力を賜りますようお願い申し上げます。この研究への参加を希望されない場合、また、研究に関するご質問は問い合わせ先へ電話等にてご連絡ください。

2型糖尿病における血糖日内変動および日差変動と関連する臨床的因子についての検討

1.研究の対象および研究対象期間

2013年10月1日から2017年7月31日までに当院糖尿病代謝内分泌内科において連続血糖測定器およびグルカゴン負荷試験を施行している2型糖尿病患者さんが対象となります。

2.研究目的・方法

2型糖尿病において、血糖日内変動が酸化ストレスを惹起して、血管内皮機能を低下させ、動脈硬化を進行させることで糖尿病の血管合併症と関連している事が報告されています。更に我々は、血糖変動は日内変動にのみならず、日差変動が酸化ストレスと関連することを報告しました。2型糖尿病において空腹時CPR含めた臨床的因子と血糖日内変動の関連に関して報告されていますが、以前に我々はインスリン分泌能の評価に関して、空腹時CPRよりグルカゴン負荷試験で得られらΔCPRの方が有用であることを報告しています。

本研究では、当院で連続血糖測定器およびグルカゴン負荷試験を施行した2型糖尿病患者さんを対象に連続血糖測定器で算出される血糖日内変動および血糖日差変動に関連する臨床的因子をインスリン分泌能の評価としてグルカゴン負荷試験を用いて算出されるΔCPRを含めて検討します。

研究期間

「医学部 人を対象とする研究等に関する倫理委員会」承認後、昭和大学医学部長(あるいは昭和大学附属東病院 病院長)の研究実施許可を得てから2018年5月まで。

3.研究に用いる試料・情報の種類

2013年10月1日から2017年7月31日までに当院糖尿病代謝内分泌内科において連続血糖測定器およびグルカゴン負荷試験を施行している患者診療録の中から、患者背景(年齢、性別、罹病期間、身長、体重、既往歴、合併症、併用薬、血圧)および臨床検査項目(空腹時血糖・HbA1c・GA・1・5AG・血中CPR、ΔCPR、TG、HDL-C、LDL- C、eGFR)、血糖変動(日内変動、日差変動、平均血糖値、各食後血糖曲線下面積)を調査項目とします。

4.お問い合わせ先

照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先:
所属:昭和大学糖尿病代謝内分泌内科
住所:東京都品川区旗の台1-5-8
電話番号:03-3784-8000
氏名:小原 信
研究責任者:小原 信

第53回 ヨーロッパ糖尿病学会(EASD)で2演題を発表しました

Date:2017年9月16日11:59 PM Category:

2017年9月11日~9月15日,第53回 ヨーロッパ糖尿病学会(EASD)がポルトガル,リスボンで開催されました.

当科からは2演題が採択され,森 雄作先生,小澁 正和先生が発表しました.

発表演題

Vascular protective effects of glucose-dependent insulinotropic polypeptide via the endothelial PKA/AMPK/eNOS pathway

Anti-atherogenic effects of liraglutide independent of the AMPK pathway in diabetic apolipoprotein E-null mice

第77回 アメリカ糖尿病学会(ADA)で5演題を発表しました

Date:2017年6月14日11:59 PM Category:

2017年6月9日~6月13日,第77回 アメリカ糖尿病学会(ADA)が米国サンディエゴで開催されました.

当科からは5演題が採択され,福井 智康先生,小原 信先生,小橋 京子先生,広村 宗範先生,九島 秀樹先生が発表しました.

発表演題

Pancreatic Volume Is Diminished in Patients with Slowly Progressive Insulin-Dependent Diabetes Mellitus Despite Residual Beta-Cell Function

Relationship between Glucose Metabolism Improvement and Oxidative Stress Improvement in Type 2 Diabete

Assessment of Insulin Resistance and Secretion Indexes in the Nonpregnant Condition as Predictors for Insulin Use of Gestational Diabetes Mellitus

Caveolin-1, a Binding Protein of CD26, Is Essential for the Suppression of Inflammation in Macrophages by DPP-4 Inhibitors

Protective Effect of Liraglutide against Vascular Restenosis via Enhancement of Endothelial Nitric Oxide Production

 

6月21日 医局説明会を開催いたします

Date:2017年5月25日12:00 PM Category:

6月21日夜,自由が丘にて医局説明会・懇親会を開催いたします.糖尿病・代謝・内分泌分野にご興味のある先生方のご参加をお待ちしております.

 

研修医の先生方,都内大学病院への入局をご検討の先生方へ,当科の良いところも,アレなところも,ざっくばらんにご説明いたします.当科より3年目の若手から,チューベン,オーベンクラスまで参加し,診療,教育,研究ほか,訊かれたことには真摯に答えさせていただきます.

 

詳細については院内掲示(幹事 八島)
またはこちらよりお問い合わせ下さい.
http://www.showadm.com/contact/

第60回 日本糖尿病学会年次学術集会で22演題を発表しました

Date:2017年5月20日11:59 PM Category:

本年度の糖尿病学会年会が名古屋で開催されました.当医局からはシンポジウム3題,口演10題,ポスター9題が採択され,みなさん精力的に発表されていました.

 

シンポジウムで講演される森 雄作先生.

 

ポスター前の後藤 聡先生(左),李 相翔先生(右).

 

ポスター発表される田邉 優希先生(左上),友安 雅子先生(右上),義間 大也先生(左下),原 賀子先生(右下).

 

開催初日の夜には慰労壮行会が行われ,医局の親睦を深めつつ名古屋コーチンを堪能しました.

旗の台で研修中の2人の研修医の先生も学会に参加されました.

教授から新入医局員まで和気あいあいでありつつも,アカデミックに真剣であるところが当医局の魅力かもしれません.


学会の合間に,名古屋をお楽しみいただいたようです.皆さんお疲れ様でした.

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