当医局は比較的最近、糖尿病代謝内分泌内科として独立したため、構成医局員の平均年齢が若く、仕事やプライベートなことでも相談しやすい環境が整っています。分け隔てなく和気あいあいとした空気がひろがっています。女性医師も多く在籍し、女性が働く環境作りにも積極的です。
慢性期の疾患を診療するためにはコミュニケーション能力が必要不可欠です。医局員の先生方はみんなコミュニケーション能力にたけた穏やかで優しい性格の人が多く、医局会やカンファレンスなども和やかな雰囲気でおこなわれています(もちろんしめるところはしめます!)
大学での診療の利点としては、積極的に最新の治療や検査を導入できることです。また、次世代の医療に活かせるような新しい発見を常に求めています。マウスやラット、細胞株を用いた基礎研究や、症例を詳細に観察する臨床研究ともに力をいれています。
糖尿病や内分泌疾患は全身性に症状が出るため、多臓器の合併症の管理や電解質異常などの症例を重ねるうちに自然とgeneralistとしてのスキルが身についていきます。全身管理がしっかりできる内科医を目指すことができます。
現代の日本では生活習慣病を基盤に心筋梗塞や脳梗塞などの動脈硬化性疾患が増加し続けています。当科では生活習慣病に対しての専門的な検査、診療のスキルを学ぶことができます。甲状腺疾患も日常で多く遭遇する疾患です。将来、開業した場合でもアドバンテージがあります。
当医局で研修することで、日本内科学会、日本糖尿病学会、日本内分泌学会、日本甲状腺学会、日本生活習慣病学会、日本動脈硬化学会などの専門医を取得する資格を得ることができます。